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経験の全体からデザインする

April 8, 2017

4/5のクラスから2017年度がスタートしました。4月からの新メンバーに体験メンバーも加わり、通常トレーニングとサッカーの健康診断を兼ねた特別クラスです。

 

 

サッカーの健康診断というのは、上達の基礎となるコンセプト」「スキルの理解度・習熟度をはかる練習メニューにチャレンジし、フィールド観察とレコーディング映像(選手の動きや選手同士の関係性を俯瞰できる高所撮影した映像)を併せたプレー分析によって現状を診断、それらをもとに強み・弱みの両面から今後の指導課題を探るプレー診断プログラムです。

 

プレー診断の観点を整理したものが上の図で、攻撃の目的となる「ゴール(Goal)」から守備の起点までを逆算でたどったプロセス構造(A)になっており、さらに攻守のプロセスの成功要因として特に重要だと思われる「予測(Prediction)」を紐解いたものが(B)です。(A)(B)はそれぞれ「コンセプト」「スキル」の理解・習熟に対応していて、指導のテーマ設定や練習メニューの設計図として有効なのではないかと考えています。

 

次にプレー診断の進め方ですが、(A)のプロセスに現れるスキルをひと通り経験できる練習メニュー群(通称スキルドックメニュー)を用意し、各メニューでまずは選手の「素のプレー」を観察します。あくまでプレーの現状を把握することが狙いなので、この段階で改善を促すような声がけはあえてしません。また1回のプレーではそれが本来の動きなのか、偶然できた(あるいはできなかった)のかがわからないので、何度か同じような場面を観て確度を確認するようにしています。

そうするとだいたい、選手個々に問題と思われるプレーが浮かび上がってきますので、次に彼らの現状をそのまま伝える【鏡の声かけ】を行います。その選手がただ問題に気づいていないだけの場合にはこれだけでも十分に改善する可能性がありますし、修正点がよほど明らかな場合にピンポイントの指導を行うことはありますが、そのときもオーバーコーチングにならないよう【その場の指摘】【一度きりの指摘】を心がけています。

*【 】は『コーチング初心集』より 

 

 

 

このように観ていくと、診断中に改善していくプレーとそうでないプレーがおおよそ判別でき、後者についてさらに(B)の枠組みを使って見極めていくと、いわゆる認知・判断・実行のどのプロセスに原因がありそうかが特定されていきます。(ここで活躍するのがレコーディング映像で、診断中はフィールドレベルから選手個人にフォーカスした観察になりますが、後から高所撮影した映像を見ると「選手間の関係」や「個人とスペースの関係」が分かり、現場とは違った気づきを得ることができます)

 

 

ジュニア年代では単純なスキル不足(実行の問題)に見えることが多いですが、実は経験知・値の少なさによる認知・判断問題が隠れていることも少なくなく、グロシアスでは「経験知」を“サッカーのコツ”という言い方で教えながら、それらが必要となる場面をたくさんプレーできるメニューによって「経験値」を高めることを目的に、日々の練習をデザインしています。

 

4月は通常のスクール体験に加え、グロシアスのメソッドを体感いただけるサッカーの健康診断を企画しておりますので、ご興味のある方はぜひお試しにお越しください。

 

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