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サッカーというゲームの理解が 内発的な強度を生む

April 28, 2017

4/26のクラスでは「サッカーの最小単位である1対1(かつ特定の相手とのマッチアップ)の構図を軸に、周囲の味方を増やしていくことでゲームに近づけていく」というデザインで練習を行いました。終盤に疲労感が見られましたが、最後のフリーゲームに至っては選手一人ひとりが自分の置かれた状況によく対応し、攻守に均衡した見応えのあるプレーを見せてくれました。

 

 

ここで、「自分の置かれた状況によく対応」するために必要な要素として、グロシアスではサッカーというゲームに働く「ロジック」を重視しています。指導の現場では「原理原則」として語られることが多く、その全体像や意味するところは人により違いもあるようですが、私たちは誰から見ても一定の共通理解が可能な原理原則を5つの「コンセプト」に整理し、コーチングを支えるロジックとして活用してきました。


 

 

ロジックというと小難しく聞こえますが、要は「言語による説明」であり、あえて付け加えるとすれば「構造的で一貫性・整合性のある説明」ということでしょうか。もちろん相手は成長途上の小学生ですので、大人の理屈をそのまま伝えるのではなく、子どもたち一人ひとりの理解力に合わせた表現の調整が欠かせませんが、決して「小学生には早すぎる、まだ理解できない」とは思いません。むしろ今のうちから繰り返し言い聞かせることで、(母国語をただ聞くことで習得していくように)ゆっくりでも着実にサッカーの理解・習熟が進むのではないかと考えています。

 

 

例えば、この日に限らず毎回の練習で繰り返しているコンセプトに、パスの【コース】をめぐる「サポート」と「マーク」の【ポジショニング】があります。言わばパスコースを「作る(サポート)」と「遮る(マーク)」の駆け引きですが、このコンセプトを理解せずに漠然とプレーしていると、いとも簡単にパスが通って(もしくは取られて)ワンサイドになるか、上手くいっても偶然性が高い(半分ぐらいは上手くいかない)ため攻守が落ち着かず、それこそまだ小学生の子どもたちには「集中しづらい状況」に陥りいます。

 

こうした問題を解決するために最も効果的な要素が、(指導者の声がけによる子どもたちの「意志」や「感情」への訴えかけ…ではなく)実は「論理(ロジック)」ではないかと思うのです。

 

実際に冒頭で触れたフリーゲームでは、1対1の相手に対してお互いが厳しいところにポジションを取り合い、ギリギリあるかないかのコースを狙って仕掛け合うことで攻守が均衡しました。そしてこのワンサイドでもなくルーズでもない拮抗した状況を背景に、ボールの動く先々で球際の激しい競り合いが自然と交わされていたのです。それは指導者という外部からの働きかけではなく、子どもたち選手のサッカー理解が生み出した内発的な強度である――そんな思いを抱かせてくれる本当に素晴らしいゲームでした(^^)

 

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